2014-01-01から1年間の記事一覧

AtCoderでHaskell解がスタックオーバーフローを起こす問題の回避策

これを書いている時点でAtCoderのHaskell処理系はGHC 7.4であり、これはプログラムに対してデフォルトで8MBのスタック制限を課す。したがって、深さ数十万の再帰を普通に書くと容易にスタック溢れによるREを起こす。このスタック制限値はコンパイル時または…

ICFP Programming Contest 2014

ICFPコンテストに参加していた。今年はLightning Divisionのみで、一人チームでの参加。Lightning Divisionの課題は、あるゲーム*1をプレイするAIを書くというもので、最初はよくある問題のように思ったのだが、結果的にはかなり楽しめた。というのも、提出…

ノイズ耐性のある二分探索

観測にノイズが乗っても対処できる二分探索が意外と簡単に書けることが分かったのでメモ。 問題 (n-1)個の整数からなる列がある。そのうち左からi個は(-1)であり、それ以外は1である。 n=6, i=3の例 -1 -1 -1 1 1クエリを繰り返すことでiを求めたい。各クエ…